ニュースの卵
| News Archive
| 2007年2月14日 『お弁当を届けて癒やす心の病』

お弁当を届けて癒やす心の病


| 記者:吉冨 加奈子
| 内容:
 京都市北区のNPO法人「むつみ」では、心の病を持った人たちにお弁当の配達を任せている。社会に出て働くことができるようにという試みなのだ。配達先のお年寄りとの交流を通して、彼らは確実に希望を見出している。
 お弁当を届ける女性と、それを見守る人たちを取材した。

| 2007年2月15日 『すね毛のフラダンサー』

すねげのフラダンサー


| 記者:川本 恵子
| 内容:
 男のフラダンスというものを知っているだろうか。女性が"しなやかに"踊るというイメージが強いが、男性の場合は"力強く、時にセクシー"だ。
 関西でもいくつかの男性グループがあるが、その中の一つである『KOBE BOYS』はハワイで行われた大会でも優勝したツワモノたちだ。20代の若者から50代のおじさんまで様々な人達が集まる。メンバーの一人で最年長である、阿部さんの奮闘ぶりを追った。

| 2007年3月 1日 『古都の路上を自転車が埋め尽くす』


| 記者:中川 唯史
| 内容:
 碁盤の目のように細い道が走る京都で市民の足として活躍するのが自転車である。市内には約88万台もが走っているが駐輪スペースが圧倒的に足りず、歩道を埋め尽くそうとして歩行者の妨げになっている。観光都市としての美観と安全を守ろうと京都市も対策に懸命に取り組んではいるが、放置自転車を撤去するので精一杯という状態だ。
 大学生や通勤客の自転車があふれ、手がつけられない出町柳周辺を取材した。

| 2007年7月26日 『それでもあなたは飼えますか?』

| 記者:別府 征
| 内容:
 せっかく飼い始めたペットなのに、きちんと世話をしなかったり、安易に捨ててしまったりする無責任な飼い主が増えている。
 動物保護のボランティア団体は、不幸な犬たちを一匹でも救おうと奮闘している。しかし、その数はあまりに多く、すべてを助けることは難しい。大阪市の団体に保護された老犬「げん」は目も見えず、今でも新しい飼い主が見つからない…

| 2007年7月31日 『後継者がいない西陣織の危機』

後継者がいない西陣織の危機


| 記者:富永 理紗
| 内容:
 西陣織は、機械化が進み、手織り職人による伝統的な織り方が存続の危機に瀕している。京都を代表する産業であるにもかかわらず売り上げは低迷し、後継者を育てる制度も整っていないからだ。
 50年以上にわたり伝統を守ってきた職人の一人、坂口京紡伯(みつえ)さんにも技を継ぐ人がいない。

『「ちょっと高く」で途上国援助』


| 記者:村井 千夏
| 内容:
 最近「フェアトレード」という言葉を新聞や雑誌でよく見かける。授業で取り上げられる機会も増えている。発展途上国で作られた食品や洋服、アクセサリーなどを「適正な価格」で買ってあげようというものだ。先進国の私たちはあまりに安く売り買いしていたので途上国の経済が発展できないのではないかという心配から始まったものだ。
 京都市の「シサムコウボウ」という店では、特にアジアのフェアトレード商品にこだわっている。

| 2007年8月 1日 『支えてくれてありがとう』


| 記者:松田 明大
| 内容:
 盲導犬は、生まれてから死ぬまで、実は多くのボランティアが支えている。繁殖させ、生後一年間子犬を育てるのも、そして引退した犬の老後を見守るのも全て、彼らの存在なくして成り立たない。
 サンテは一昨年まで盲導犬だった。
 今は京都市のボランティア・小川さんと、おだやかに余生を送っている。

| 2007年8月 3日 『プロレス描いたら世界も驚く』

プロレス描いたら世界も驚く


| 記者:濱家 怜美
| 内容:
 アウトサイダーアートというものを知っているだろうか?正式な美術教育を受けていない人が思いがけない作品をつくりだすのだ。なかでも評価を受けているのは、障害をもつ人の作品だ。
 海外でも高い評価をうけている、アウトサイダーアーティスト新木友行さんは、どのように描いているのだろうか。

| 2007年8月 4日 『きれいな水って、ありがたい』

きれいな水って、ありがたい


| 記者:清水 友恵
| 内容:
 琵琶湖の西、高島市の世帯数200弱の小さな地域で人々が少しずつ変わり始めた。澄んだ水がある生活が見直され、たくさんの人々が見学に訪れている。
 人気の秘密は人々が伝統的に利用してきた「川端(かばた)」だ。

| 2008年3月20日 『ゆっくり走るとエコになる?』

ゆっくり走るとエコになる?


| 記者:中川 唯史
| 内容:
 ドライバーがこぐペダルを動力にするベロタクシーという新しい乗り物を知っているだろうか。すでに東京など全国20以上の街で走っているが、実は日本で最初に走ったのは京都だという事実はあまり知られていない。ドイツ生まれのこの自転車型の乗り物が日本で走るのに最大の障害になったのは、後ろに人を乗せることが法律では想定されていなかったということだった。
(2007年度卒業制作の作品をダイジェスト版として編集したものです)

| 2008年8月 7日 『「学生さんやーい!」古書店主の嘆き』

「学生さんやーい!」古書店主の嘆き

| 記者:佐々木 友美
| 内容:
 今、古本屋がピンチだ。
 京都では110軒あまりの古書店が、長らく研究者やお坊さんなど「学ぶ者の味方」になってきた。
 しかし、かつてお得意だった学生がいつの間にか寄り付かなくなってしまい、今曲がり角を迎えている。
 有効な手だてはなかなか見つからない。

『自分の気持ちも人まかせ?』

自分の気持ちも人まかせ?

| 記者:丹下 友紀子
| 内容:
 京都の街角に初対面の人に詩をプレゼントしてあげている男がいる。そこを訪れる女の子は「悩みを抱えていた」と言うが、なぜか、それを親や友達には相談しないのだ。それなのに、この詩人のクサい一言で何となくそれが解決した気分になる。彼女たちの複雑な気持ちの奥をのぞいてみた。

| 2008年8月 8日 『お皿でエコを考えよう』

お皿でエコを考えよう

| 記者:岩田 淳
| 内容:
 リユース食器というものを知っているだろうか。紙で出来た使い捨てのものとは違い、何回も洗って使える。この頃 地域のお祭りなどで使われ始めた。京都市にある『エコトーン』というNPOはそれらをイベントに貸し出して、環境のことについて考えるきっかけを作ってもらおうと活動している。

| 2008年8月22日 『音楽なしじゃ生きられない?』

音楽なしじゃ生きられない?

| 記者:赤井 雅恵
| 内容:
 もはや若者の必需品となった携帯音楽プレイヤーだが、どこでもイヤホンをはずさない行動に「おや?」と思うことはないだろうか。彼らは「暇潰し」「寂しいから仕方ない」と言うが、一方、不快に感じる人も多い。どうして彼らは音楽を聴き続けるのか、フツーの「音楽中毒」の女子大生の日常を取材した。

『お寺も神社も傷だらけ』

お寺も神社も傷だらけ

| 記者:太田 成美
| 内容:
 京都の歴史ある建造物は、実は心無い人々による落書きに苦しんできた。最近では特に観光の記念にと、軽い気持ちで書き残していく人が目立つ。しかし二条城などの世界遺産では、文化財的な価値を維持するため、大きな損害を受けていてもなかなか修復に踏み切れない。落書きを監視する人を増やす予算もなく頭を抱えている。

| 2010年4月22日 『見守り、支えて、日は暮れて』

見守り、支えて、日は暮れて

ニュース映像を見る [ 5分53秒 ]

記者:堀部 香也子
内容:
 京都市には、自閉症や注意欠陥障がいの人たちが集まって職業訓練をする「作業所」が約40か所ある。彼らが社会との接点を持って生きていくためには、きめ細かい手助けが必要なのだ。
 しかし、予算の裏付けは充分でなく、深刻な人手不足に悩んでいる。
そのような施設のひとつ、右京区の「雫(しずく)」責任者、保田さんも1日中働き詰めだ。

※取材と撮影は記者の堀部香也子が行いましたが、海外留学のため締め切りに間に合わず、ゼミの指導をしている奥村が編集を手助けしました。

| 2010年8月10日 『法律通りじゃ生きられない』

法律通りじゃ生きられない

ニュース映像を見る [ 7分09秒 ]

記者:奥迫 了平
内容:
 「自宅で暮らしたい」という当たり前の願いだが、重度の障害を抱える人がそれを実現するのは非常に難しい。介護する家族には、大きな負担がのしかかる。特に問題なのが、医師や看護師にしか許されない「医療行為」の存在だ。しかし、彼らが常に付き添っているのは不可能であり、家族やヘルパーが代わりに行う「法律上のグレーゾーン」があるのが実態だ。
 自宅で生活を続ける筋ジストロフィー患者の日常に密着した。

| 2010年8月11日 『車いすでも優雅に舞える』

車いすでも優雅に舞える

ニュース映像を見る [ 6分26秒 ]

記者:中戸 真依子
内容:
 体が不自由な人でも気軽に楽しむことができるダンスがある。2人がサポートすると、車いすもリズムに乗って軽快に動く。足が不自由で、普段は家の中に引きこもりがちな人も、踊り始めると別人のような表情を見せる。
 足の不自由な人たちに楽しくダンスをさせてあげたいと工夫を重ねてきた、京都の「子亀の会」は今年で21周年を迎えた。

| 2010年10月 7日 『ゆるいキャラでも役場はたいへん』

ゆるいキャラでも役場はたいへん

ニュース映像を見る [ 4分33秒 ]

記者:竹内 絵梨奈
内容:
 ブームに乗って、兵庫県猪名川町に「いなぼう」というキャラクターができて今年で3年目となる。イベントに出たり、ダンスを踊ったり、町役場はPRに懸命だ。少しずつ知名度は上がってきたものの、スタッフや維持費の捻出など、思わぬ課題も沢山見えてきた。

| 2010年12月 9日 『彼女が引けば、景色も変わる?』

彼女が引けば、景色も変わる?

ニュース映像を見る [ 4分46秒 ]

記者:楠田 雄大
内容:
 四季を通じて観光客でにぎわう嵐山では約70台の人力車が走っている。創業18年になる「えびす屋」では、数年前から毎年2、3人の女性の車夫が活躍している。
 辻香織さんは小さな体で2年半がんばった。体力的には辛かったが、女性客に喜んでもらうなど、やりがいも感じた。人力車という「男の世界」に彼女たちはどんな変化をもたらしたのか、引退までの数ヶ月間の働きぶりを追った。






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